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GWお茶の手摘みデイキャンプ

”お茶農家さんの“日常”を体感し、手間をかけたお茶作りをしよう”

ホールアース自然学校を飛び出して、お隣の静岡市にある志田島園さんにて日帰りの活動を行いました。


各地からホールアース自然学校・静岡駅に集合し、バスで志田島園へ。

到着したら、縁側でオリエンテーション。


園主の佐藤さんに挨拶したり、今回一緒にお茶摘みをする方々の紹介を受けたり。

またキャンプのスケジュールや、みんなの自己紹介をしました。

「お茶摘みは初めてなので摘み方を知りたい」

「お茶を摘むよりも手もみ茶作りが楽しみ!」

など、それぞれがどんなキャンプにしたいか・楽しみなことを発表しました。


オリエンテーションを終え、いざお茶畑へ。

志田島園さんが山を切り開き、代々受け継いでいるお茶畑には太陽に輝く新芽をつけたお茶がたくさん。

”一芯二葉”という摘み方を教わって、早速お茶の手摘みスタート。


初めのうちは「どこを摘めばいいの?」と慣れない様子。


「もう疲れたー」という子もいれば、

「だんだん楽しくなってきた!」という子も。


お茶畑を通る心地よい風にあたりながら、続々と摘んでいきました。


お茶摘みを始めて2時間強ほどで、お昼の時間に。

「ラスト10分!」との声が聞こえると、真剣なまなざしで摘んでいました。

お昼までに皆さんと摘んだお茶は約20kg。


ここで集合写真をパシャリ。


志田島園さんのお家に戻り、お昼ご飯。

この日のメニューは、富士宮やきそばと豚汁。

「おいしい!」

何度もおかわりをしている子もいました。


昼休憩をはさんで、お茶工場の見学へ。

工場に入るとまずは、先ほど摘んだ茶葉が、風の出る大きなコンテナに入っていました。

「お茶は摘んだ後も生きているから、発酵しないように下から風をあてているんだよ」


そして茶葉はベルトコンベアで運ばれ、蒸されたり、揉まれたり。


「完成したのがこれだよ。摘んだばかりの葉が1/5くらいにちいさくなっているよ」

出来立てのお茶を観察させていただきました。


お茶工場の見学から戻り、今度は自分たちの手でお茶作りをしました。

まずは蒸し器でお茶を蒸します。

蒸していくと青臭い香りから、お芋を蒸したような香りがしてきます。


次はフライパンに蒸した茶葉を入れ、焙煎します。

しばらくすると、茶葉の表面が乾いてくるのがわかります。


焙煎したら、手で押しながら揉む”揉捻”。

「中から水っぱいのが出てくる!」

揉んでいると水分が出てきます。


水分が出てきたら、また焙煎して…これを何度も繰り返していきます。


「もう疲れたー!」

「交代しながらやろうよ」と声をかけながら取り組んでいました。


「だんだんお茶っぽくなってきた!」

1時間半ほどして完成。


早速みんなで作ったお茶を飲んでみました。

「やっぱ手摘みして、手もみしたお茶は違うわ~」

「おいしい!」

「ちょっと苦いかも」

飲んでみた感想はそれぞれ。


片付けを終えて、ふりかえりの時間。

「お茶の摘み方を知って、たくさん摘むことができた」

「自分たちで摘んで、手もみしたお茶の味が忘れられない!」

などの感想を発表してくれました。


これでキャンプはおしまい。

お世話になった志田島園さんを後にして、各地で解散しました。


普段飲んでいるお茶。

そのお茶を実際に自分たちの手で作業をすることでその価値を再認識したり、お茶農家さんの苦労を知ったりしてもらえたようで嬉しく思います。


またみんなと会えるのを楽しみにしています!

またねー!

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今回のキャンプの実施概要はこちら


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